Ketchup If You Can!

感想とか日記とか。

境界の魅力

うなばらです。

久しぶりに更新したくなりました。

 

最近、各所でコーヒーを楽しんでいます。

詳しいわけではないので、「このお店は美味しいなぁ」「ちょっと濃いかも、、、」程度の感想ですが、喫茶店で過ごす時間も含めて、我ながら気に入っている趣味です。

 

基本的にはそのお店の顔、ブレンドコーヒーをいただくのですが、時折、デザート替わりにコーヒーフロートを注文します。

 

このとき、フロートされる部分は、絶対にアイスでなければなりません。

笑顔が無料の某バーガー店や赤いソファの某喫茶店のコーヒーフロートのような、ソフトクリームの乗ったコーヒーは、あくまで「ソフトクリームの乗ったコーヒー」です。

(フロートしている以上、言語的には正しいのでしょうが、、、)

 

さらに言えば、アイスは黄色ければ黄色いほど良いでしょう。

白に近いアイスはなんだかクリーム寄りで、軽い気がします。

黄色くてしっかりしたバニラアイスこそ、コーヒーに浮かぶに相応しいと思っています。

 

そんなコーヒーフロートですが、私にとってはアイスとコーヒーの境目にできる、あのしゃりしゃりがかなり魅力です。

アイスを傾けてしゃりしゃりを削るうちに、下になった部分に新たなしゃりしゃりができて、またそちらを削るうちにさらに新たなしゃりしゃりが、、、

 

アイスは固いうちに食べろ主義なので、提供後30秒ほどで食べきってしまうのですが、その30秒の間にかなり戦略的にしゃりしゃりを生成しながら食べ進めています。

 

そのあとは、ゆっくりコーヒーを楽しめるお店が嬉しいですね。

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あかくてあまい、おいしいいちごができるまでのお話

お題「大好きな絵本は何ですか?」

 

久々にはてなブログを開いたら見つけたお題。これは書きたい!と思い、初めてのお題参加です。

私の大好きな絵本は「いちごばたけのちいさなおばあさん」

www.fukuinkan.co.jp

 

いちごばたけの土の中に暮らすちいさなおばあさん。

彼女がせっせと色を塗ることで、いちごは赤くつややかに色付いていく、というお話です。

いちごを塗るための赤い水をつくるため、畑の土の中にある入り組んだ住居の中で、おばあさんがあっちへ行ったりこっちへ行ったりする様はとてもとても可愛らしく、一緒に駆け回ってお手伝いをしたくなります。

優しいお話と、ちいさなものたちの可愛らしさでとっても心があたたまるお話です。

長らく読んでいないので、久しぶりに実家の本棚を探してみようと思います。

 

 

ただ可愛いからだと思っていた

こんにちは。うなばらです。

 

茶店が好きで、人と会う約束の無い休日にはよく近所の喫茶店巡りをします。

チェーン店は広さもあって、当たり前のように作業や勉強ができる雰囲気があって好きです。

ちょうど良く囲われたような個室感があるとなお良いですね。

店内のジャズやお客さんの話す声が落ち着くBGMになってくれて、作業が非常に捗ります。

あまり長居はできませんが、個人経営で古くから営業されているようなお店も、ちょっとした冒険のようで楽しめます。

 

共通して好きなのは、喫茶店ナポリタンです。

太めの麺に絡むケチャップがたまりません。できれば鉄板だとさらに嬉しい。

ただ、いつも疑問に思っていたのですが、喫茶店ナポリタンにはなぜ多くの場合タバスコが添えられるのでしょうか。

あくまで私の好みですが、辛い食べ物はそれなりに好きでも、これまでナポリタンに辛みを求めたことはありません。

ケチャップオタクとして、純粋にケチャップを楽しみたいというこだわりもあります。

なので、ただなんとなく見た目も可愛いし、色も一緒だし(?)、喫茶店らしいレトロ感の演出として提供されているのだと思っていました。

 

でも今日はなんだか、どんな味がするのか気になって、初めてタバスコに手を伸ばしてみました。

結論から言うと、次回もきっと私はタバスコを使ってしまうでしょう、、、、。

半分くらいはそのまま、半分くらいはタバスコ入りで食べたい気持ちです。

ほど良い辛みはナポリタンの新たな可能性を引き出してくれていました。

ケチャップオタクの名折れだ、、、、

 

いや、考えてみれば国によっては辛いケチャップ自体珍しくもないものなので、むしろケチャオタとしてのレベルアップと捉えることにします。

奥が深いですね、ケチャップ。

【観察記録】いつの間にか超成長しました

うなばらです。

以前も投稿した多肉植物ちゃんの経過です。

水やりの時期を忘れないためにも、水やりしたタイミングでまた写真を載せようと思っていたのに忘れていました。

確か2週間前くらいにあげたかな?

その時は、購入時から大きな変化は見受けられませんでした。

 

たっぷり水をあげてまた玄関の定位置に置いていたら、数日前に、、、、、、、あれ?

明らかに一番右の子が急成長しました。茎が2倍くらいに伸びました。

あと真ん中の子も割と。

購入時の状態はこちら。

右の子なんて超低身長だったからね。

正直に言ってしまえば、沢山の厚い葉が集まって重なっているのがとても可愛かったのですが、、、。

でもご縁があってうちにお迎えした子なので、もちろんこれはこれで可愛いです。

それにしても、これは更に伸びるものなのか??

鉢(?)はこのままでいいのか?

 

先が楽しみです。

深山6Hドライブ

うなばらです。

先月長野旅行に行った際、偶然立ち寄った道の駅「木曽福島」にて、道の駅ガチャピンズラリ―なるものを発見しました。

100円で回せるガチャガチャで、中身は1種類のみ、その道の駅の看板が小さなピンになっているものです。

これがとにかく可愛くて。

ちんまりしたものが好きな性質と、元来のコレクター気質が相まって、新しい趣味として私の生活に彩を添えてくれています。

今日も2か所回るため、計6時間ほどのドライブに繰り出して参りました。

 

途中、対向車とすれ違うこともままならないほどの山道も越えつつ、道の駅「信州平谷」「南信州うるぎ」のピンを無事ゲット。

平谷では時間もちょうど良かったので、グーグルマップレビューで好評だったソースかつ丼をいただきました。

サクサク衣に甘いソースがからんで美味しかったです。

個人的には、追いソースができたのもうれしいポイントでした。笑

うるぎではうるぎ米なるお米を購入。炊くのが楽しみです。

 

どちらの道の駅も楽しかったのですが、実は今日一番感動したのは、平谷からうるぎに向かう道中のとあるカーブからの景色でした。

偶然かはたまた意図的か。少しきつめのカーブの先では、それまで道路脇に並んでいた木々が途切れ、あたり一面の山々が一望できるようになっていました。

緑の濃い尾根の連なり、青く高い空、午後早くから出始めた少し厚みのある雲。これらの組み合わせが絶妙で、非常に美しく雄大な光景でした。

写真ではその迫力を十分にはおさめきれず無念ですが、これはこれで綺麗に撮れたと思います。

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他にも色々寄り道をして、とても充実した一日でした。

 

【感想】「ラストマイル」観ました

うなばらです。

生活にちょっとした一区切りがついたので、仕事終わりにナイトショーで「ラストマイル」を観てきました。

端的に、一人で遅い時間帯に観るもんじゃないな、と思いました。

創作物にぶん殴られるこの感覚を存分に味わうには適切だったかも知れないけど。

でもやっぱり、エンドロールが終わり、照明が付いて、世界がぱちんと現実に切り替わるあの瞬間の「あ”あ”ぁ~」は誰かと共有したいものです。

 

 

以下、ネタバレあります。

 

ハラハラドキドキがあり、それに抗うために奔走する人の熱意があり、またどんでん返しがあり、人が人を想う心があり、、、、物語としては非常に面白かったです。

でも、一人で駐車場までの暗い道を歩きながら内容を反芻し、その救いの無さにどんどん気落ちしていくのが止められませんでした。

なんというか、この世の救いの無さを、わかりやすく綺麗な起承転結にまとめた物語、くらいに思いました。

野木亜紀子さんはこれを描いてくれるから好きなんですけどね。

 

私自身、業種は違いますが、広義では顧客にものを届ける仕事の責任者をしています。

商品の手配や出荷配送に追われる日々です。

「届けた商品そのものや、届け方のシステムについて、問題は無かっただろうか。」

「今週分のトラブルの連絡は来ないだろうか。」

いつも頭の片隅で考えています。

眠れないというほどではないですが、寝つきが悪くなり、早朝に目が覚めてしまう、ということも何度もあります。

なので、「3年目、眠れなくなった。」と語る満島ひかりさんの演技には胸に迫るものがありました。

最後の爆睡シーンはこれに対するアンサーなのでしょう。

ただ、このシーンも若干不穏さを感じたのは深読みしすぎでしょうか。

パトカーでがっつり寝てしまう、肩の荷が下りたことをよく表すほっこりシーンのようでいて、あまりに身じろぎ一つしないので、先の事件を彷彿とさせるものでもあったように思います。

そして肩の荷がおりた、というのもあくまで満島さん(舟渡エレナ)個人にとっての話でしかなく、根っこの問題は依然としてそこにあり、地獄は巡っていく。。。

劇中、岡田将生さん(梨本孔)とはいいコンビに思えましたが、人間がおかしくなってしまう環境に彼を明るく据え置いていく様はゾッとするほど冷徹に映りました。

まぁ彼女が下した決定ではないので、あれ以上を求めるのも酷ではありますね。

 

母子の命を救った洗濯機は資本主義競争の中で既に敗北しており、配送料は100個配ってやっと2000円の値上げ、それを決めた管理職たちが現場に出るのはあくまで数日間のポーズでしょう。

 

物語に救いは望めませんが、強いて言えば、現実への問題提起をしているこの物語の存在こそが救いでしょうか。

せっかくこれを観たのに、その問題について何もできない自分には歯痒さが募りますが。

それでも、苦しんでいる人がいる問題に光を当ててくれる方々が、物語の力を信じているのだから、こうしてしっかり噛みしめて、忘れずにいたいと思います。

【感想】「ハイキュー!!」は漫画が上手すぎる

ハイキュー!!」は多分20周くらい読んでます、うなばらです。

今日は、というか今日から「ハイキュー!!」の話を沢山書いていきたいと思っています。

 

これは私にとっての挑戦です。

私はとにかく物語・フィクションが大好きで、幼少期から本や漫画に多く触れてきました。

自分では思いもつかないようなおもしろい展開や美しい表現を知るのはとても楽しく、今でも最も大切な趣味のひとつです。

夢中で読み耽って明け方を迎えたことに気付いた時、なんというか、生を実感します。

一方、目(脳?)が肥えてしまったのか、自らが書く、ということへのハードルが非常に高く、感想を書き記そうものなら「なぜこんな陳腐なことしか言えないのか、、、」と失望し、消すこと幾回。

口語ならまだいいのですが、とにかく書き残すということが出来ない。

SNSではとても的確に感想を述べている方も多いので、そういった方々と比較して、わざわざ私が感想を言葉にする意味もないな、とも思ったりしていました。

でも変えたいんです。心が動いた、私自身のその感情を大切にしてあげたいんです。

 

なのでその練習として、まずは大好きな「ハイキュー!!」について、少しずつでも感想を述べられたらなと思っています。

以下ネタバレありますのであしからず。

 

 

そもそもなぜ「ハイキュー!!」に惹かれるのか、その理由は多くありますが、最大のそれは漫画表現の巧みさです。

以下、具体的に3つに分けてお話します。

(1)「時間」と「音」の表現について

(2)地続きの過去と現在

(3)タイトルの使い方

 

(1)「時間」と「音」の表現について

基本的に、映像と違って読者の想像力に依拠する本や漫画では、時間と音の表現は非常に難しいものであると考えています。

私の知る限りでこれを最も巧みに表現したのが「ハイキュー!!」なんです。

いきなり言及するのは些か勿体ない気もしますが、やはりこれを語る上で避けては通れないのが、第281話「ハーケン」。

対稲荷崎戦で、日向がアランくんの攻撃を完璧にレシーブする回ですね。

日向のレシーブ遍歴についてはまた別で書きたいところではありますが、まずは時間と音の話を。

 

ハイキュー!!」では集中線や背景の流線が多用されて、試合中の動きの勢いが表現されています。スポーツものだと常套手段ですよね。

「ハーケン」でも例に漏れず、激しい攻撃の応酬を追う中で自然と読むペースも早まっていきます。

月島ブロック→侑ファーストタッチでセット→治スパイク→追う月島ブロック→裏をかかれ、治のセットで侑も超笑顔。ブロックも振り切っての万全の態勢で全国3本指スパイカー尾白アラン!!実況もコマをぶち破る破竹の勢い!!

 

 

 

からの。

ページをめくった瞬間、あ、と時が止まりました。

極度に集中した時の、音が消え、世界がスローモーションになる、あの感覚をこうもリアルに呼び起こされるとは。

一コマ一コマ丁寧に描かれた日向のレシーブは、ゆっくりと、でも確かに流れるようになめらかに繋がっています。

次のページでもこのスローモーションは続き、周囲の一拍ほどの驚きと、雲雀田監督の独白がゆっくりと沁みてきます。

(正直、この監督の独白だけで鼻の奥がツンとしてきます。美しい描写。)

(あと、日向が1年合宿で仲良くなった白鳥沢の1年ズがこのタイミングで五色のタブレットを覗きに来るのも好きです。芸が細かい。)

この表現のため、見開き2ページに渡り、集中線や背景の線は一切排され、コマ同士の間隔も余白が十分に取られているんですよね。

呼吸を忘れるような長い一瞬です。

 

比較して、さらに次のページの、過去のシーンがミチミチに詰め込まれたコマでは、これまでの日向の道のりが一気に提示され、このディグの「意味」が改めて想起されています。

その意味をより一層大きいものにさせる影山の「ナイスレシーブ」の言葉を皮切りに、一気に時間は早さを取り戻し、叫び声も戻ってきます。菅さんの「カウンタアアアァアア」、完全に聞こえます。

 

何度読んでも、時間と音を見事紙面に落とし込んだこの表現力には感動します。

未読の人にも既読の人にも、何度だって勧めたい。ぜひ読んで。

[第281話]ハイキュー!! - 古舘春一 | 少年ジャンプ+ (shonenjumpplus.com)

 

 

稲荷崎戦ばかりですが、第290話「バケモンたちの宴」でも。

大耳さんにブロックされたボールを影山がなんとか触り、それをギリギリで追って指先で上げる月島。でもボールはよりコートの奥へ。

ここも音の無い緊迫のシーンですが、だからこそそれを大地さんが稲荷崎コートへ返した時の、わああと響き渡る歓声が引き立って聞こえるようです。

 

そして最後のその瞬間。

ブロックされたボールがゆっくりとコートに落ちるさまを、銀が、赤木さんが、北さんが。金田一が、穴原先生が、研磨が。

多くの目が見つめる長いその時が終わり、審判の笛をきっかけに、忘れられたようだった時間と音が押し寄せてきます。

[第290話]ハイキュー!! - 古舘春一 | 少年ジャンプ+ (shonenjumpplus.com)

(あとここ、ボールがコートに落ちた瞬間を北さんの瞳の中にしか描かないのも、そのまっすぐな視線を表現していて大好きです。)

 

 

はーーーーーーーーーーーーーーーー漫画上手いな。

相変わらず私の語彙力表現力が全く追いついていませんが、とにかくこの一言に尽きます。

「時間」と「音」、ぜひ意識して読んでみて欲しいです。

 

 

(2)以降はまた次の記事にて。

はえいや、とこれを公開しないと冷静になったら消しそうなので。えいや!